マルボロの部屋 -2ページ目

ニュース23その2

ヤフー掲示板を見ていらついたのでもう一つ記事書きます。


小泉政権は「国民に痛みを伴う改革」という言葉から始まったけど、小泉総理が批判と言う痛みにこの4年間最も耐え続けたのだと思いました。

私は郵政民営化法案前後から国会中継を良く見てましたが、野党は解散後なぜあそこまで国会での審議を都合よく解釈できてしまうのか不思議でなりません。

あそこまで話の通じない好き勝手言う野党相手によく辛抱強く4年間審議を続けていると思いました。

私は民主党の年金の3党合意を国会でなく、選挙中のテレビで反故にしたことは許せません。未納問題は3党合意を考慮に入れるならば3党で解決すべきこと。これを小泉さんに未納問題をどうするんだ?と岡田はすごんでその後国会ではないテレビで三党合意を反故。国会とは何なんでしょうか??選挙とは何なのでしょうか?3党で合意した書類は何なのでしょうか??

民主党は、秋までに年金の骨子を固めるということが約束だったと発言しましたが、では郵政民営化を延長させ、審議拒否し、法案を修正させ長引かせたのはどの党でしょうか??対案も出さずにたらたら、たらたら国会での反対のための審議をしていたのはどの党でしょうか??

小泉さんは、今回解散して選挙に持ち込むことで国民に義理を果した。
後は国民が拒否するか賛成するかの問題。国民がバカかそうでないかの問題。
すでに日本の将来は国民の選挙による選択にかかっている。

ニュース23党首討論

今日、ニュース23で党首討論があった。小泉政権は「国民に痛みを伴う改革」という言葉で始まった。今日、分かったこと。批判と言う痛みを最も伴っているのが小泉さん本人であることを。「国民のため」、「日本の将来のため」、仲間を切り、批判に耐え、既得権益の抵抗にも耐え続けているのが小泉さんだと思う。

私は後1年小泉さんに任期を満了し改革を続けて欲しいことを強く願う。


ニュース23で○×の質問で小泉さんは悩んだ末どちらを上げない質問が多くあった。私はこれらの小泉さんの行動に重みを感じました。与党として政権を任されている重みです。

それに比べ野党はなんとあっさり札を上げることか。


他の人もニュース23を見た人は多いと思う。感想もそれぞれだと思う。

後2週間しっかり見守り、投票に行くことが今回の選挙には最も大切なのだと思う。


テレビを見ていた部屋からPCの置いてある部屋に戻るとPCの上にウマオイが止まっていた。今も左上に止まっている。開けっ放しの窓から入ってきたのだろう。気がつけば明日から9月もう秋だ。

勘違いもはだはだしい

大相撲の大阪府知事賞贈呈で、土俵に上がるのを拒否された女性の太田房江知事に代わって男性副知事が代理授与するのは男女平等を定めた憲法に違反するとして、市民団体「子どものための民間教育委員会」(良井靖昌代表)が知事を相手取り、贈呈に要した支出126万円を府に返還するよう求めた住民訴訟の判決が30日、大阪地裁であり、広谷章雄裁判長は請求を棄却した。
 同裁判長は「男女共同参画社会実現への積極性に欠けるとして政治的責任が議論される余地がある」としつつ、「性差別を助長する行為とは言えず、憲法に違反しない」と指摘した。 


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050830-00000121-jij-soci


私は、今回「刺客」と呼ばれている自民党の女性候補にはとても賛成です。女性の社会進出、政界進出は賛成。特に政界進出は賛成。だって政治家は国民の代表ですから。単純に言えば人口の半分は女性。女性議員はもっと増えていいと思うし(極端な話50%になってOK)さらに今回のように女性ということだけが一番の売りではなく、立候補する前にも各分野で活躍されている実力がある女性候補は諸手を上げて賛成です。


社会進出に関して言えば、最近の少子化や少年犯罪を見ると女性の社会進出が進んだ結果の弊害とも言えなくもないので、やや微妙ではあるものの、もし女性が望むのならば、しっかり社会は受け入れるべきだと思うし、社会進出に男女同等の機会も与えつつ、女性の社会進出により相対的に軽視されてしまった子育てに関して、もっと社会的価値を確立して欲しいと思う。

個人的には、子育てに専念する女性は、社会で活躍する女性と同等の価値があると思っています。日本の将来を担う子供達(人材)を育てるのはとっても重要なことです。両立もありだけど専念もありだと思うのです。


さて、この土俵に女性を上がれるようにするか否かはこれとは全く別問題。

これは文化でしょ。

土俵を神聖視して男性だけのもので、女性は上がれないからと言って女性蔑視というのは勘違いはなはだしい。

こういうものは尊重されるべき、文化であり風習。男女機会均等は賛成だけど、女性と男性の区別すべきところでも女性蔑視だと叫ぶのはとても残念です。

なんか、男子と女子を同じとこで着替えさせていたりする学校があったり、トイレも男子用と女子用を作らないとこも存在するらしい。何か違うでしょ??と思ってしまう。

スポーツでも男子の部、女子の部が存在する。男子と女子は肉体の構造が違うのだから当然のこと。


昔、お酒は処女の女性が自分の口で作っていたりしたらしい。神主や巫女など、文化であり風習だと思われる。文化や風習で女性の役割、男性の役割がありそれをなくしてしまうのはある意味寂しさを感じます。


男女機会均等賛成。会社などでの女性蔑視、セクハラは男の私から見ても最低な行為。

けど、それとこれとは話が別の気がします。


地に落ちた朝日新聞

郵政民営化法案反対派による新党結成の「秘話」を報じた記事は、虚偽だった。朝日新聞は29日夜、報道各社にファクスで文書を送信する形で「発表」。記者会見さえ開かなかった。メモをねつ造し懲戒解雇された長野総局の西山卓記者(28)は「功名心だったかもしれない」と話したという。取材内容や録音の流出など不祥事が続く朝日新聞。識者からは会社の体質そのものを問う声が上がり、報道機関として記者会見さえしなかった対応には厳しい批判が聞かれた。
 東京・築地の朝日新聞東京本社。広報担当の男性社員は、記者会見を求める取材陣に「会見の予定はありません。電話で対応しています」と話すだけだった。会見しない理由として、この社員は(1)00年の広島支局記者の中国新聞論説記事盗用問題の時も、昨年の社会部記者らの取材テープ無断録音・流出問題の際も記者会見をしなかった(2)当事者の田中康夫長野県知事と亀井静香元自民党政調会長に連絡がつくめどが立たなかった--ことを挙げた。帰宅する社員らは「部署が違うので分からない」などと口が重かった。
 朝日新聞のホームページによると、西山記者は20日、田中知事に直接取材していないのに「取材した」と総局長に報告。会談場所を推測で「長野県内」とするメモを作った。記事にある知事発言は、これまでの知事の発言などを引用して作ったという。メモは政治部の担当記者に渡していた。
 今回の記事に対する疑問は、23日の田中知事の会見で表面化した。田中知事は「朝日新聞に校正をお願い申し上げたいというか、不快感を表明させていただきたい」と発言。亀井元政調会長と東京では会ったが、長野県で会った事実はないと指摘した。そのうえで「朝日新聞の方は(取材の)機会は十分に可能だったと思います。しかしながらこうした質問は私には一切ございませんでした」と強調。これに対し、朝日の県政担当キャップは「朝日新聞としてきちんと取材してますが」と説明した。会見の場には西山記者もおり、郵政民営化に対する考えなどを知事にただしていた。
 ■朝日新聞がホームページで「削除する」としたのは次の通り。
 21日付朝刊の記事では、亀井静香・元自民党政調会長と田中康夫知事の会談場所を「長野県内」とした部分。
 22日付朝刊の記事では(1)亀井元政調会長と田中知事が会った場所を長野県とした部分(2)会談で田中知事が亀井氏に反論したとされた場面「田中氏はうなずかず、こう反論した。『亀井さんも、いろいろ大変かもしれないけど、郵便局を守れっていうだけでは選挙に負けますよ。サラリーマン増税反対とか、もっと言うことがあるでしょう』」(3)2人の会談を長野会談とした部分(4)田中知事が20日に「民主党だけでなくいろいろな政党に友人がいる」と周囲に漏らしていた--の4カ所。
 ◆「面倒見いい人」驚く記者仲間ら
 西山記者は静岡総局にも勤務したことがあり、当時の知人によると、他社の後輩記者を食事に誘うなど面倒見のいいタイプで「仕事でも強引な取材をするようなことはなく、こんな問題を起こすとは信じられない」と驚いている。
 長野総局では、年長の男性記者とともに2人で長野県庁を担当。知人は「淡々とした感じで、功を焦るタイプには見えなかった」と話す。
 また、ある同業者は「本来の選挙取材で忙殺されている中、新党結成をめぐる取材を強いられ、疲れ切っていたのではないか」と推測する。
 ■会見やりとり
 朝日新聞記者による記事ねつ造問題で、田中康夫知事と朝日新聞記者の記者会見(23日)の主なやりとりは次の通り。
 田中長野県知事 (8月)21日、日曜日の朝日新聞の2面には亀井静香さんのことですね、「亀井氏は今月中旬長野県内で田中知事と会談し、国民新党など反対派への協力を要請したと見られている」とお書きです。そして昨日(22日)の新聞では同じく朝日新聞は3面で『郵便局守れだけでは』とまさに郵政民営化を今の法律でしようと大変な決意を示される題字がついておりますが、この中で今月13日、亀井静香元自民党政調会長は長野県で田中氏にあったとございますが、このような事実は一切ございません。私は亀井氏と東京ではお目にかかっております。しかし、長野県内ではお目にかかったことはございません。
 私には、朝日新聞の方は、お聞きになることは十分に可能であったと思います。しかしながらこうしたご質問は私には一切ございませんでした。私はこのようにしてですね、事実が作られていくということには大変な戸惑いを覚えております。
 朝日・長野総局記者 そこの部分は朝日新聞としてきちんと取材してますが・・・。
 ■識者談話
 ▽服部孝章・立教大教授(メディア法)の話 記事を書くにあたってきちんと事実確認を取るというジャーナリストとしての心構えができておらず、記者教育以前の問題だ。(朝日新聞が記者会見しなかったことは)取材対象に情報開示を求めている報道機関として不適切だ。
 ▽田島泰彦・上智大教授(メディア法)の話 社内で認められたいという功名心を優先させるのは、ジャーナリズムではない。会社の体質がそういう環境を作っているのではないか。NHKに対する取材資料の流出問題など、この間の朝日新聞には報道機関として毅然(きぜん)とした姿勢が感じられない。直ちに懲戒解雇にしていいのか疑問だ。しっぽ切りでおしまいという対応では解決につながらない。報道機関は当事者になった時ほど説明責任を果たすべきで、記者会見すべきだった。
 ▽桂敬一・立正大教授(ジャーナリズム論)の話 解散・総選挙から刺客騒動などの「小泉劇場」で、マスコミの報道も浮足立っている。少しでも面白い話を紙面に載せることに重点が置かれ、社内のチェック体制が甘くなったところに情報ねつ造が起きたのではないか。「小泉劇場」騒動に飛びつく今の報道が良いのかどうか、他のメディアも真剣に考えるべきだ。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050830-00000009-maip-soci



個人的に会見を行わないとはどういうことか?とても疑問が残ります。

何か不祥事があった場合、「説明責任がある」「会見を開け」と強く要求するのは新聞やTVなどのメディア。

自分達の不祥事の時だけ会見を開かないというのははたから見ると都合が良すぎます。


処分者は次の通り。

 ▽懲戒解雇 西山卓・長野総局員

 ▽減給・更迭 木村伊量・東京本社編集局長、金本裕司・長野総局長

 ▽けん責 脇阪嘉明・東京本社地域報道部長、持田周三・政治部長

 ▽戒告 曽我豪・政治部次長

 ▽役員報酬減額 吉田慎一・常務編集担当

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050829-00000117-yom-soci


だそうです。NHK番組改編という誤報と連続して不祥事を起こしている朝日新聞。

現場の人が主に処分の対象となっていますが、連続の不祥事を考えると現在の朝日新聞の体制

自体に問題や欠陥があるのでは?と思えます。


基本的に自分とはあまり関係ない会社のこととは言え、新聞は我々に様々な情報を与えてくれる貴重な媒体です。

信用すべき情報が減るのはとても怖く思います。田中県知事がチェックしなかったら、どうなってたんでしょ?これが初犯なのでしょうか?それ以前にも捏造した記事は存在しないのでしょうか?


朝日新聞はもちろん、他社の新聞やメディアはこれらのことを厳しく追及して欲しく思います。

捏造の罪を犯したのは朝日新聞ですが、この捏造により朝日はもちろん他の新聞社も少なからず信用を失ったと思われます。この事件に関して厳しく追及、対応することが信用を回復する一歩だと思われます。

本当に小泉劇場??

ちまたでは「小泉劇場」という言葉が頻繁に使われている。ワイドショーを初めとしたTV、ラジオ、新聞などの様々なメディア、もちろんネットでも掲示板やブログ、そして与野党の政治家もとても頻繁に使う。コメテイター、政治評論家誰もかれも使いまくってます。


少し前に援助交際って言葉が流行った。実態は主に高校生などの売春。波及して大学生、社会人、フリーター、中学生まで援助交際していたみたいだけど、とどのつまりは単なる「売春」。援助交際という新しい言葉を使うことで、現在起こっている現象を的確にとらえると同時に「売春」という負のイメージをあいまいにしてしまっていた。負のイメージ、デメリットをあいまいにして、「売春」をキッチュでポップにしてしまっていたのが、「援助交際」。ぶっちゃけ、援助交際は、エイズに恐れた団塊の世代とバブルがはじけ不景気と将来に対する未成年の不安がうまくフィットして生まれたと個人的には思っている。特に団塊の世代の欲望によるところが多かったと思う。だって、若者は、援助交際なんてしなくても女子高生とHしようと思えばできるし、そもそも基本的に若者には金がない。

金があって、エイズにかかっているリスクが少ない若いプロじゃない女性と遊びたい団塊の世代が考えた口実にすぎない。


話が少しずれたので戻すとして、援助交際を例に出したのは新しい言葉が生まれたのには訳やそれなりの理由があるのだということだ。


野党やテレビのコメンテイター、評論家は、「小泉首相が大衆を騙している」「大衆の受け狙い」というニュアンスで「小泉劇場」という表現する。小泉首相が大衆に支持があるのは確かだ。では小泉劇場という言葉に潜む現実、あいまいにされているものはなんだろうか?


造反組みや野党の多くは、小泉首相が参議院で否決した時、解散しないと思っていた。特に綿貫、亀井の二人は強くそう思っていたのではないか。そこから小泉は変人で読めないとよく聞く。しかし、多くの有権者は違ったと思う。

否決されたら解散することはほとんどの国民は理解していた。


小泉首相に関しては、読むことができないのではなく、読む必要がないのだ。彼には、基本的にメディアから見えている部分では「本音と建前」というのものがない。言った事、発言したことをそのまま実行している。できるだけ隠さず発言することを有権者は政治家に望んでいるのではないのだろうか?


小泉首相以外の政治家はどうも「胡散臭さ」が残る。小泉は思ったことをまずしっかり発言する。

この当たり前、普通なことがとても国民に伝わりやすいのだと思う。

逆を言えば、小泉さん以外の政治家がいかに回りくどいかが言えると思う。

自分のため、政党のため、有力支援団体のためという胡散臭さが見えてしまう。

さらに言えば他の政治家が「国民」「日本」という言葉を使えば使うほど不思議と胡散臭さが漂う。


政治が下品になっている

つい先ほど、NHKラジオで党首や幹事長が出演する討論を聞いた。

討論を聞いていて一番に感じることは、政治が下品になっていると言う事だ。


原因は反対や否定ばかり述べ続ける、野党にあるのだが、最近は自民党も同じ傾向になりつつある。


論理だった反対や否定ならいいのだが、反対したいがための反対、批判を通り越しての中傷が目立つ。当たり前だがこのような姿勢である限り、議論は成り立たない。


基本的に議論はお互いのスタンス(総論)を認め合って初めて成立する。

次に各論に入り、その後改善策など様々な意見を出し合って妥協点を探る。


我々は野党に反対することを求めていないのだと思う。少なくとも私はそうだ。

初めから反対している時点で議論が成立するはずがない。初めから批判ありきのスタンスで議論が成立するはずがない。


NHKラジオで民主党の党首の岡田が出席していたが、郵貯・簡保縮小案に対して人員削減の問題を述べていたが「やむ終えない」の一言で終えてしまった。

その後、他の党の代表が岡田に2,3質問したが、「ここ数年公社は年間2万人ずつ削減している。だから十分可能だ」と述べていた。

ここに私は疑問が残る。すでに4万人以上も削減していて、さらに2年間で8万人を一気に削減できるのか?ということだ。郵政は正社員で24万人、非正社員で38万人と言われている。たった2年で正社員で考えれば3分の1、非正社員で考えれば4分の1の削減になる。そして、すでに公社化後2年間で4万を削減していると言っているのだ。人員削減に関して去年もできたから今年もできるというのは、成り立たないように思われる。郵政の適正人員とはいったい何人なのだろうか?また、郵貯、簡保で働いている現在の人員は何人いるのだろうか?

また官公労組みはこの民主党のマニュフェスト案には了承しているのだろうか?連合(官公労組み)は了承せずに民主党288人の推薦を決定しているのだろうか?ここが最も不透明だ。民主党がしっかり官公労組みと調整できているのならば民主党の支持率は上るだろう。逆に官公労組みと調整できていないのならば、マニュフェストを実行する気がない(国民を欺く)か官公労組みを欺くことになる。連合(官公労組み)は、調整せずに288人もの民主党立候補者を推薦するリスクを考えているのだろうか?民主党の郵政改革案は自民の民営化案よりもはるかに郵政一般職員にとっては厳しい処置だ。自民の場合、国家公務員という地位を失うものの、新規事業参入は認めている(民営化)ので人事移動によリストラを最小限にすりることができる。


民主党岡田は、2年後の郵貯・簡保については、「民営化と廃止で党内の意見が割れている」と述べていた。

私は「ちょっと待て」と思った。小泉は4年前から郵政民営化を叫んでいた。公社化後も郵政民営化法案に関しては小泉の任期内に国会に提出されることが分かっていたはずだ。今年の末に国会審議が始まる前から自民の造反組みは勉強会と称して集会を開いていたし、政府は1年以上もかけて郵政民営化法案を練っていたはずだ。そして国会は、衆参両議会で190時間を費やしている。

この間民主党はいったい何をしていたのか?党内の郵政改革の意見をまとめることすらしていなかったのか?

「対案が人質にとられる」という理由で対案を提出していないのは知っていたが、党内で民主党としての意見をまとめるということを全くしていなかったのだろうか?

また最終的なビジョンが民営化か廃止かで、現在縮小すべきか否かは大きく変わっていくと思われる。2年後どうするかという審議はいつするのだろうか?年金は前回1年討論した。郵政民営化法案も今年初めから討論しており、公社化も含めれば莫大な時間を費やしている。「他に大事なことがある」は結構だが、他のことを進めている間に2年なんてあっという間にすぎてしまうのではないのだろうか??民主党の法案やスタンスは注目すればするほどある意味恐怖を覚える。


話を少し戻すが、我々は野党に反対することを求めていないと思う。与党自民よりも良い案を出して欲しいのだ。そして、与党の抜けているとこ、弱いとこ、を批判、非難、指摘で終わるのではなく、改善策を野党自らが提案して欲しいのだ。自分たちの対案の方が優れているということを主張して欲しいし、与党の問題点には批判だけでななく改善案も進んで出すという姿勢が欲しいと思う。そして自分たちの対案の弱い部分を指摘された場合、与党に修正点、改善点、妥協点を求めることも大事だと思われる。


旧社会党が消えていったのは、反対ばかりして政権を執った瞬間に何もできなかったからだ。野党が反対の一点張りではなく、しっかり審議ができることが望まれ民主党が生まれたのだ。しかし、民主は菅が党首に就任した前後からおかしくなってしまった。旧社会党員は人数合わせで若手と旧自民がリードするというイメージだった民主党は気がつけば、有力支持母体の官公労組の強い影響で旧社会党員が中心でリードし、若手と旧自民の民主党員達は単なる広報部長になってしまった。民主党全体で見れば、旧社会党となんら変わらなくなってしまったのだ。とても残念で仕方がない。

次元が違う

今日19:00から湖西市民会館で行われた静岡7区の公開討論を見に行ってきました。

数年前には政治にはほとんど関心を持っていなかった自分。最近は毎日ヤフーの政治のニュースをチェックして、気がつけば初めて公開討論に出席。のめり込んでる自分に気づく。すごいな~。まあ今回の選挙はとっても面白いからな~。日本の将来を左右する選挙になるだろうし。歴史的にも大きな選挙になるだろうね。


7区で立候補を決めた3人、片山さつき(自民・新)、阿部卓也(民主・新)、城内実(無所属・現)が出席の予定が・・・・・・・・・。城内実欠席・・・・・・。この人逃げました。マスコミの報道カメラマンもとってもたくさん来てたのに(10台以上ありました)。だだっぴろい選挙区である静岡7区。ご近所の人ももちろんいますが会場まで行くのにも大変なのに・・。私も1時間車走らせて会場まで行ったにも関わらず・・・。選挙前で地元有権者にこういうことをすること自体ちょっと信じられませんでした。ぶっちゃけ、最低と思いました。がっかりです。


さて、討論はと言うと、素直な感想は、片山さつきさんすごかったです。これに尽きますね。この人は本当に日本のことを考えているのだと感じました。こういう人が本当の意味での「日本」や「国民」という言葉を使っていいのだと思いました。与えられた時間をめいいっぱい使ってしっかりと話していました。


話題になっている郵政問題はもちろん、年金問題(片山さんは官僚時代に農協関連の年金問題に対処した経験があるらしいです)、財政問題なども片山さんはとても的確に答えていましたね。地元浜松も官僚時代に10数回訪問しているらしく、地元の土地柄についてもとてもしっかりしていました。

官僚時代もずっと既得権益と戦っていたようです。それを見ていた小泉さんに抜擢された模様。

印象に残ったことは、この人背負っているものが違うな、責任を感じている人だ。ということ。


民主党のマニュフェストと年金を軽く批判した後「自民党には政権を任されている自負がある。適当なことは言いません」ときっぱり言って民主と自民の一元化の違いについて述べていました。


自民党は、「日本」のために戦っています。この「日本」というのは現在の抵抗勢力も含みます。「すべての抵抗勢力も含めた日本の将来」のために戦っているというのが強く伝わってきました。


民主党候補の阿部さんは、ずっとこの片山さんと城内さんの影に隠れていた人でした。今回この人の討論が聞けてよかったですね。阿部さんはとても人柄の良さそうな方。地元で応援もしたくなるなと少し感じました。話を聞いていると年金、郵政も民主党候補としてしっかり話していました。がマニュフェストや法案作成に参加していないなどのエクスキューズからも少し苦しいとこが垣間見れるとは言え新人としてはしっかり討論していたと思います。


けど、今回は断然片山さんですね。官僚としての経験からくるやるべきこと、背負っているもの、日本のためというものをしっかり持っています。片山さんの言葉には重みが強く感じられました。


責任を背負う、義務を負う。と言うものはかっこいいですね。背負うものが大きければ大きいほど力強く輝いていると感じました。


阿部さんは人柄はいいけど、片山さんと比べると如何せん力不足。残念ながらその差は歴然。けど、この人も日本や地元のために頑張りたいと思っているのは伝わってきたのでこれから力をつけて欲しいとは思います。


片山さんは勝たせなくてはならない人だなと思いました。こういう人が地元で立ってくれることは誇りに思います。けど私の選挙区は残念ながら8区><比例で自民に入れようと思います。


この公開討論で思ったこと。民主は出直しだね。「政権を任せてください」と言っている段階では永遠に政権は託されることはないと思う。とりあえず、野党第1党として国会でいかなる時も審議拒否をせず、対案を出すこと。連合(官公労組み)としっかり手を切り、たとえ選挙に苦しいとしてもしっかり有力支援団体ではなく「日本」のことを第一に考え動く政党になること。それができないのならば、民主は解体して今一度出直すこと。


今回の民主党のマニュフェストと国会閉会後に出した郵政改革案はあまりにも適当。これでは政権を任すことはできない。対案をしっかり出しつづけなかった付けがここに来てでているのだと思う。これから党首討論などで審議拒否は他の政党から指摘されるだろう。


静岡7区の有権者は機会があったらしっかり片山さんの答弁を聞いて欲しい。

全国の人は今回こそは是非選挙に行って欲しい。そして、日本の将来をしっかり考えて投票して欲しい。

政治家が本当の意味で日本国民に選挙という形で民意を問うのはこれが始めてだと思うから。

今回もし投票率が上がらなかったら、政治家は再び国民より特定支援団体を優遇するようになってしまう。

民主党の甘さ

公社資料で判明
 民主党のマニフェスト(政権公約)のうち、現行で一千万円の郵便貯金の預入限度額を段階的に引き下げ、預入総額を半減させるとした目標は、実際には実現が難しいことが二十五日、日本郵政公社がまとめた資料で明らかになった。
 民主党のマニフェストは、肥大化した郵貯の規模を縮小させる改革案として、預入限度額を来年度中に七百万円、最終的に五百万円に引き下げることを提案。これにより、現在二百五兆円の預入総額を八年以内に半減させることを目指している。
 しかし、郵政公社の預け入れ状況に関する資料によると、預入総額のうち七百万円を超える部分の残高は計二十四兆円で全体の12%、五百万円超の残高も計五十兆三千七百億円で24・5%にすぎない。実際に限度額を引き下げれば、貯金流出が進む可能性もあるが、現状のデータをもとに判断すると、限度額を五百万円としても、削減幅は四分の一にとどまることになる。
 公社は今年七月、一人で複数の口座を持つ場合に一本化して集計する「名寄せ」を実施。今回の資料は、この結果をもとに作成したものだが、民主党案の目標と程遠い実態が判明したことで、マニフェスト作成の甘さを指摘する声も出そうだ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050826-00000004-san-pol


あーあ、やっぱりね。ヤフーの掲示板や郵政民営化賛成の方が指摘していた通りの情報がニュースで流れました。


民主は政権選択選挙とか言っているけど、選挙前に自ら政権担当能力がないことを晒してしまいましたね。

これから選挙までに民主党の17年度予算案やマニュフェストの他の項目にもチェックが入るだろうから、民主は自滅していきそうな予感。

民主には、今回選挙で負けて出直して欲しいと強く思う。そして選挙よりもこの4年間の反省をして欲しい。

久しぶりに満月を見る

今日大学時代の友達に会いにちょっくら豊川までドライブに行ってきました。

久しぶりに満月を見た。最近、満月はおろか月も見ていなかったことに気がつく。


空に現れたばかりの満月は屋根より低く、大きくそして赤かった。

満月が好きなことを思い出す。


空に上ると大きさは元に戻り、代わりに黄色にそして、より強く光っていた。

美しかった。

太陽よりも月が好きだ。特に満月。


月の光を見ていると息を吸う瞬間に瞳孔が開き、心を奪われそうになる。

自分の中にあることを忘れていた野生の本能が目覚めるような瞬間。


最近よく夢を見る

村上龍と出会った夢を見たという記事を書いたけど、その次の日も村上龍が夢に出てきました。


そして、今朝も夢を見ました。


夜中に一人、部屋でくつろいでいた。その部屋は今の実家の自分の部屋とは違った。

僕はアパートの2階に部屋を借り一人暮らしをしているようだ。と突然家が揺れ始めた。

家が倒れ始めるのに気がつく。家は傾き横倒しの形になり僕は立ったままバランスを必至に取り続けていた。

完全に倒れた後も僕はうまく立ったままバランスを取っていた。すると家が再び元に戻る。再び慌ててバランスを取る。家が元に戻ると再びゆれはじめ家は横倒しに勢いよく倒れていく。

この倒れては戻るを2,3回繰り返す間に僕は何とかアパートから脱出した。


外に出ると高校時代の隣のクラスの女子達が目の前の道路を右から左へ駆け足で逃げながら通り過ぎていった。

僕は道路に出るとなぜか女子とは反対方向へ歩いていく。はじめの交差点を右に曲がった。


駆け足を始めると目の前の家が勢いよく2階から燃え出した。その火が見える二階の窓から大学時代の友達2人が慌てて外に出ようとする。気がつくと僕の回りに消防隊が2,3人駆けつけ、友達の救助を始める。

火が燃え上がる2階へも放水が始まった。その家の向うに目をやると骨組みだけになった自分のアパートが見える。骨組みだけになったアパートは崩壊と再生を相変わらず繰り返していた。

空は気がつけば灰色の雲に覆われ、ところどころ赤くそまっている。他の場所でも至るところで火事が起きているのだろう。

こんな状況の中、僕はとても落ち着いていた。高校時代の隣のクラス女子達、大学時代の2人の友を冷静に懐かしむ余裕さえあり、不思議と心地よささえ感じていた。