次元が違う | マルボロの部屋

次元が違う

今日19:00から湖西市民会館で行われた静岡7区の公開討論を見に行ってきました。

数年前には政治にはほとんど関心を持っていなかった自分。最近は毎日ヤフーの政治のニュースをチェックして、気がつけば初めて公開討論に出席。のめり込んでる自分に気づく。すごいな~。まあ今回の選挙はとっても面白いからな~。日本の将来を左右する選挙になるだろうし。歴史的にも大きな選挙になるだろうね。


7区で立候補を決めた3人、片山さつき(自民・新)、阿部卓也(民主・新)、城内実(無所属・現)が出席の予定が・・・・・・・・・。城内実欠席・・・・・・。この人逃げました。マスコミの報道カメラマンもとってもたくさん来てたのに(10台以上ありました)。だだっぴろい選挙区である静岡7区。ご近所の人ももちろんいますが会場まで行くのにも大変なのに・・。私も1時間車走らせて会場まで行ったにも関わらず・・・。選挙前で地元有権者にこういうことをすること自体ちょっと信じられませんでした。ぶっちゃけ、最低と思いました。がっかりです。


さて、討論はと言うと、素直な感想は、片山さつきさんすごかったです。これに尽きますね。この人は本当に日本のことを考えているのだと感じました。こういう人が本当の意味での「日本」や「国民」という言葉を使っていいのだと思いました。与えられた時間をめいいっぱい使ってしっかりと話していました。


話題になっている郵政問題はもちろん、年金問題(片山さんは官僚時代に農協関連の年金問題に対処した経験があるらしいです)、財政問題なども片山さんはとても的確に答えていましたね。地元浜松も官僚時代に10数回訪問しているらしく、地元の土地柄についてもとてもしっかりしていました。

官僚時代もずっと既得権益と戦っていたようです。それを見ていた小泉さんに抜擢された模様。

印象に残ったことは、この人背負っているものが違うな、責任を感じている人だ。ということ。


民主党のマニュフェストと年金を軽く批判した後「自民党には政権を任されている自負がある。適当なことは言いません」ときっぱり言って民主と自民の一元化の違いについて述べていました。


自民党は、「日本」のために戦っています。この「日本」というのは現在の抵抗勢力も含みます。「すべての抵抗勢力も含めた日本の将来」のために戦っているというのが強く伝わってきました。


民主党候補の阿部さんは、ずっとこの片山さんと城内さんの影に隠れていた人でした。今回この人の討論が聞けてよかったですね。阿部さんはとても人柄の良さそうな方。地元で応援もしたくなるなと少し感じました。話を聞いていると年金、郵政も民主党候補としてしっかり話していました。がマニュフェストや法案作成に参加していないなどのエクスキューズからも少し苦しいとこが垣間見れるとは言え新人としてはしっかり討論していたと思います。


けど、今回は断然片山さんですね。官僚としての経験からくるやるべきこと、背負っているもの、日本のためというものをしっかり持っています。片山さんの言葉には重みが強く感じられました。


責任を背負う、義務を負う。と言うものはかっこいいですね。背負うものが大きければ大きいほど力強く輝いていると感じました。


阿部さんは人柄はいいけど、片山さんと比べると如何せん力不足。残念ながらその差は歴然。けど、この人も日本や地元のために頑張りたいと思っているのは伝わってきたのでこれから力をつけて欲しいとは思います。


片山さんは勝たせなくてはならない人だなと思いました。こういう人が地元で立ってくれることは誇りに思います。けど私の選挙区は残念ながら8区><比例で自民に入れようと思います。


この公開討論で思ったこと。民主は出直しだね。「政権を任せてください」と言っている段階では永遠に政権は託されることはないと思う。とりあえず、野党第1党として国会でいかなる時も審議拒否をせず、対案を出すこと。連合(官公労組み)としっかり手を切り、たとえ選挙に苦しいとしてもしっかり有力支援団体ではなく「日本」のことを第一に考え動く政党になること。それができないのならば、民主は解体して今一度出直すこと。


今回の民主党のマニュフェストと国会閉会後に出した郵政改革案はあまりにも適当。これでは政権を任すことはできない。対案をしっかり出しつづけなかった付けがここに来てでているのだと思う。これから党首討論などで審議拒否は他の政党から指摘されるだろう。


静岡7区の有権者は機会があったらしっかり片山さんの答弁を聞いて欲しい。

全国の人は今回こそは是非選挙に行って欲しい。そして、日本の将来をしっかり考えて投票して欲しい。

政治家が本当の意味で日本国民に選挙という形で民意を問うのはこれが始めてだと思うから。

今回もし投票率が上がらなかったら、政治家は再び国民より特定支援団体を優遇するようになってしまう。