勘違いもはだはだしい | マルボロの部屋

勘違いもはだはだしい

大相撲の大阪府知事賞贈呈で、土俵に上がるのを拒否された女性の太田房江知事に代わって男性副知事が代理授与するのは男女平等を定めた憲法に違反するとして、市民団体「子どものための民間教育委員会」(良井靖昌代表)が知事を相手取り、贈呈に要した支出126万円を府に返還するよう求めた住民訴訟の判決が30日、大阪地裁であり、広谷章雄裁判長は請求を棄却した。
 同裁判長は「男女共同参画社会実現への積極性に欠けるとして政治的責任が議論される余地がある」としつつ、「性差別を助長する行為とは言えず、憲法に違反しない」と指摘した。 


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050830-00000121-jij-soci


私は、今回「刺客」と呼ばれている自民党の女性候補にはとても賛成です。女性の社会進出、政界進出は賛成。特に政界進出は賛成。だって政治家は国民の代表ですから。単純に言えば人口の半分は女性。女性議員はもっと増えていいと思うし(極端な話50%になってOK)さらに今回のように女性ということだけが一番の売りではなく、立候補する前にも各分野で活躍されている実力がある女性候補は諸手を上げて賛成です。


社会進出に関して言えば、最近の少子化や少年犯罪を見ると女性の社会進出が進んだ結果の弊害とも言えなくもないので、やや微妙ではあるものの、もし女性が望むのならば、しっかり社会は受け入れるべきだと思うし、社会進出に男女同等の機会も与えつつ、女性の社会進出により相対的に軽視されてしまった子育てに関して、もっと社会的価値を確立して欲しいと思う。

個人的には、子育てに専念する女性は、社会で活躍する女性と同等の価値があると思っています。日本の将来を担う子供達(人材)を育てるのはとっても重要なことです。両立もありだけど専念もありだと思うのです。


さて、この土俵に女性を上がれるようにするか否かはこれとは全く別問題。

これは文化でしょ。

土俵を神聖視して男性だけのもので、女性は上がれないからと言って女性蔑視というのは勘違いはなはだしい。

こういうものは尊重されるべき、文化であり風習。男女機会均等は賛成だけど、女性と男性の区別すべきところでも女性蔑視だと叫ぶのはとても残念です。

なんか、男子と女子を同じとこで着替えさせていたりする学校があったり、トイレも男子用と女子用を作らないとこも存在するらしい。何か違うでしょ??と思ってしまう。

スポーツでも男子の部、女子の部が存在する。男子と女子は肉体の構造が違うのだから当然のこと。


昔、お酒は処女の女性が自分の口で作っていたりしたらしい。神主や巫女など、文化であり風習だと思われる。文化や風習で女性の役割、男性の役割がありそれをなくしてしまうのはある意味寂しさを感じます。


男女機会均等賛成。会社などでの女性蔑視、セクハラは男の私から見ても最低な行為。

けど、それとこれとは話が別の気がします。