最近よく夢を見る | マルボロの部屋

最近よく夢を見る

村上龍と出会った夢を見たという記事を書いたけど、その次の日も村上龍が夢に出てきました。


そして、今朝も夢を見ました。


夜中に一人、部屋でくつろいでいた。その部屋は今の実家の自分の部屋とは違った。

僕はアパートの2階に部屋を借り一人暮らしをしているようだ。と突然家が揺れ始めた。

家が倒れ始めるのに気がつく。家は傾き横倒しの形になり僕は立ったままバランスを必至に取り続けていた。

完全に倒れた後も僕はうまく立ったままバランスを取っていた。すると家が再び元に戻る。再び慌ててバランスを取る。家が元に戻ると再びゆれはじめ家は横倒しに勢いよく倒れていく。

この倒れては戻るを2,3回繰り返す間に僕は何とかアパートから脱出した。


外に出ると高校時代の隣のクラスの女子達が目の前の道路を右から左へ駆け足で逃げながら通り過ぎていった。

僕は道路に出るとなぜか女子とは反対方向へ歩いていく。はじめの交差点を右に曲がった。


駆け足を始めると目の前の家が勢いよく2階から燃え出した。その火が見える二階の窓から大学時代の友達2人が慌てて外に出ようとする。気がつくと僕の回りに消防隊が2,3人駆けつけ、友達の救助を始める。

火が燃え上がる2階へも放水が始まった。その家の向うに目をやると骨組みだけになった自分のアパートが見える。骨組みだけになったアパートは崩壊と再生を相変わらず繰り返していた。

空は気がつけば灰色の雲に覆われ、ところどころ赤くそまっている。他の場所でも至るところで火事が起きているのだろう。

こんな状況の中、僕はとても落ち着いていた。高校時代の隣のクラス女子達、大学時代の2人の友を冷静に懐かしむ余裕さえあり、不思議と心地よささえ感じていた。