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大局観

「比例は公明」が拡大 自民候補が支援の見返り


 衆院選で小選挙区の自民党候補が「比例代表は公明党へ」と投票を呼び掛ける現象が全国的に広がっていることが2日、共同通信の調査で分かった。公明党が過去最多の238人の自民候補を推薦した見返りだが、なりふり構わない選挙協力にまゆをひそめる有権者も少なくない。「自公両党で過半数」の勝敗ライン設定と合わせ、自民、公明両党の一体化が一段と進んできたといえそうだ。
 対立候補と激しく競っている自民候補にとって公明票はいわば命綱。一部の地方では数値目標を明記した協定を締結するケースも出ており「比例は公明」現象が収まる気配はない


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050902-00000194-kyodo-pol



バカですな。主に郵政民営化法案で欠席した議員などが多いらしいが、先を読めない政治家の政治生命は長くありません。今回、あれだけ無党派層が選挙に行く、投票率が上がると言われているのに、有力支持母体の公明党の支持がそこまで欲しいか?欲しいんだろ~なw

公明党の票をゲットできる代わりに無党派の票を失う現実に気がついていない。


元々選挙に弱い人や欠席して、地元有権者の信用を失っている人が公明にすがっているようですが、個人的にはこれは逆効果になると思います。


棄権したことをしっかり反省して、何が何でも自民党という意志を表明すれば、まだ無党派の支持を得られたものの。


公明党を嫌っている有権者がどれだけ多いのか知らないのかな?今回自分の選挙区に公明党はいないし、党首討論で神崎が小泉さんのいい援護射撃しているので一応応援はしてるけど・・。


まあ、郵政民営化法案というここ一番で、欠席したり青票入れた議員は先見の明がないってことで政治家失格かな。とは言え、何名かはこの選挙で生き延びてきそうだけど、これから実力者、能力ある人たちが国政に参加していく流れを考慮すると、先はそれほど長くないだろうね。


官僚のエリート、エコノミスト、公認会計士などの専門家以外で政治家として必要とされるのは、大局観にすぐれた人、弁に長けた人、人を見る目がある人、人望(人徳)がある人って感じかな。つまり小泉さんみたいなタイプの人。


郵政民営化法案で青票投じたり、棄権した人たちには少なくとも大局観にすぐれているとは言えないだろうね。


まあ、何が起こるか分からないのが選挙。実は棄権した方が見る目がありましたってことにもなりかねないけど、個人的には可能性は低いと思っています。