ブログはブログ | マルボロの部屋

ブログはブログ

サイバーエージェントのしゃちょさんに対して記事書いてみたものの何か少し違和感を感じる今日この頃。


恐らく「どのようなブログがあれば・・・」これに違和感を感じたのだと思う。

どのようなブログがあればいいかは結局皆が決めることかなと思った。


クールビズにを通して村上龍がこんなことを述べていました。


「わたしは政府がクール・ビズというファッション運動を主導することに異和感を持ちました。以前、イ
ン博(インターネット博覧会)というものがあって、批判的だったあるITの専門家に、「でもやらないよりはやったほうがいいんじゃないの?」と言ったところ、彼は、「害悪だからやってはいけない」ときっぱり明言しました。理由は、「いろいろな意味で個人のものであるインターネットを政府主導で盛り上げ普及させようとすると、結果的にその国のインターネット文化が陳腐化し、衰退する」というものでした。

イン博とクール・ビズは、確かに性格が違いますが、政府主導ということでは同じです。巨額のPR費を大手代理店に丸投げして政府主導を謳うよりも、どうすれば民間主導に転化できるのかを戦略的に考えるべきだったと思います。」


夏を終えてクールビズは個人的に見れば何かとても変な感じです。小泉さんはクールビズ、他の党首はネクタイに背広姿。これはとても変な感じがします。まあ、それほど気にしなくてもいいものですが・・。


話を戻してブログ。ブログはブログのままでいい気がしてきました。そういう場を提供しているだけでいい感じがしたのです。恐らく今回選挙後にはいろんな議員さんがブログを書き始めると思われます。ブログを書くにつれて、ブログを知り、それぞれの議員さんが好きに書いて、それぞれのブログの機能を使い出すと想像します。議員さんによっては、日常を書く人もいれば、法案の説明に使う人もいると思います。

議員さんが480人いれば480通りのブログができると思うのです。魅力的なブログにはアクセス数が多くなったり、国民とコミュニケーションがしやすいブログが誕生してくると思われます。そして、結果的に理想に近いブログが出来ていくのではないでしょうか?


それを焦ってトップダウン方式でブログやその形態を作ってしまうとひずみが生まれるような気がするのです。


ネットの最大のよさは、それぞれが自分のバックグラウンドを気にすることなく気軽にできることだと思います。好き勝手つくり、魅力あるものにはアクセス数がたまる。逆にそれほど魅力がなくアクセス数がそれほどなくても存在でき、そして存在意義がある。

メディアで一般の声で編集でカットされ聞くことができない意見がネットには存在しています。


長くなりましたが、ぶっちゃけ、政治家にブログの使い方を説明して後はほっとく。

好き勝手やらせればいい。

これが最もいいブログの政治への利用である気がします。